少年団の夏合宿に帯同してきました。
◆良かった
・チームの絆が強まった
縦割り班構成にしたので、上級生が下級生をフォローするとても良い場面が多くみられました。
班長の上級生はとても頑張っていましたね。下級生はなんなら初めて親元を離れての生活ということで、興奮状態でなんにもいうこと聞いてくれない中、声を枯らしながらまとめていました。
・サッカーに向き合った
合宿に参加するくらいなので皆サッカー好きなんですが、三日間朝から晩までサッカーはなかなか濃くて良かったです。休憩時間にサッカーノートを書いている子がいて、凄く嬉しかったですね。こういう子は伸びるだろうな。
・人間として成長
団体行動でサッカー選手である前に1人の人間として成長できました。ルールに則って行動することで、実はいろんなことがより快適に、より楽しくなるんだよということが感覚的にでもわかったのではないかなと。あとは個人のわがままが全体に悪影響を及ぼすことを学んでくれたかな?学んでくれてたら良いなぁ。。。ダメそうな子が一部。。↓
◆いまいち
・嫌いなものがあるから不貞腐れマン
アレルギーは除きますよ。それにしてもとんかつの付け合わせのキャベツを一口、千切り一本かじることさえせず不貞腐れるのは勘弁してほしい。。嫌いなものまで全部残さず食べろというのではなく、一口だけで良いからチャレンジしてみよう!というスタンスなのに聞く耳持たず。肘ついて微動だにせず。キャベツは一例。野菜類一切拒否もあり。。。
・朝眠いからラジオ体操せずに不貞腐れマン
皆眠い目をこすりながら参加している中、不貞腐れて立ったまま寝たふりするのは勘弁してほしい。。挙句に発狂して部屋に猛ダッシュで逃げ込むという。ダッシュできんならラジオ体操できるじゃねーか。。で、練習は普通に楽しそうにやるっていう。。
・整理整頓がまだまだ
毎晩廊下、風呂に落ちているパンツ、ソックス達。毎日〇〇がなーいと騒ぐ。ちょっと探したらそこにあるじゃん。。帰ってきてからあっちこっちに散らばった荷物の引き渡し連絡がひっきりなしに続いております。
【まとめ】
子供達が皆、楽しかった!と言ってくれたのが何より嬉しいです。
コロナのブランクを経ての開催で色々大変でしたが、開催できて本当に良かった。大小あるでしょうが子供達にも本当に良い経験になったと思います。小学校の時のサッカー合宿は楽しかったなぁって後々思い出してくれたら、コーチとしてそれが一番幸せです。
と、ポジティブな面だけではなく、上に書いた通り、ご家庭の教育方針に疑問を感じるような場面が所々で見られました。私の勝手な想像であり特別攻撃する意図はありませんが、嫌なことはやらなくて良い、食べたくないものは食べなくて良い、で育っているような、そんな子供が少数ながらいました。家族旅行であればそれでも良いのでしょうがこれは合宿です。団体行動が求められ、皆で行動すること、チームとしてサッカーを続けていく上で大切なことを学ぶ場です。あまりにもいうことを聞かず、全体として合宿中止の危機に面しても不貞腐れたままだった君たち。君たちは嫌なことから逃げ続けるだけで良いのかい?本当にそれで良いと思っているのかい?
どうか成長してほしい。君たちの下級生は涙目になりながらもキャベツを食べていたよ?眠い目をこすりながらラジオ体操していたよ?
サッカーだけやれれば良いのなら他所に行ってくれ。
その場は皆からの注目もあったりして引っ込みがつかなくなってしまっただけならばまだ大丈夫。
どうか成長してほしい。