少年サッカーと成長するブログ

サッカー少年団コーチのブログ

【成長】大学の体育で怒られた話

私が本気でサッカーを始めたのは大学入学後なわけです。とにかくサッカーがしたいということで大学生の必修単位?も体育サッカーを選択しました。大好きなサッカーをやれば単位をもらえるなんて夢のようですよね。熱いじゃんけん大会を勝ち抜き見事に受講する権利を手に入れました。

授業は本当に楽しかったです。

県内の高校サッカー部で教えていた方が大学にいらして、基礎オブ基礎からみっちり教えてもらいました。

それまでずーっと帰宅部でしたし、運動らしい運動は友達と遊ぶときだけ、サッカーの基礎練習なんて全くやったことがなかったので、楽しくて仕方がなかったです。全部吸収してやるっていう意気込みです。毎週授業が楽しみ過ぎて寝れないという超健全な大学生活です。

で、この頃は体もめちゃくちゃ締まっていましたしサッカーの基礎がイマイチでも運動神経でカバーできていたわけなんですが、ある日の試合中にナイスパスをトラップミスで失ったんですよね。このときの「ごめーん」という私のヘラヘラした謝罪に対してこの先生に怒られたわけです。

けして怒鳴られたりしたわけじゃないです。

君が大したことないように軽く謝ったあのプレー。失ったボールは、パスを出してくれた彼が自陣からめちゃくちゃ走って運んできてくれたものだろう?その前はどうだい?DF陣が体を張って奪い取ったものだろう?それを君は簡単に失ったんだ。謝るのは良い。でもどんな球でも大事にしなさい。と、まぁこのようなことをピシッと指摘されたわけです。

たかが大学の授業のサッカーですよね。きっと皆ウェーイって楽しんでただけなんですよ。でも僕はこの時のことを一生忘れないです。なんだろう、もちろんサッカーに真剣に向き合っていたからかもしれませんが、体育の授業に来ている一生徒に対してこんなことを言ってくれるのか、という感動が大きくてすっごい刺さりました。

だから今でも子供達にこの話をします。

だからどうかサボらないでくれ!一生懸命やってくれ!と。

なかなか伝わらないですけどね😅